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「一般社団法人日本Cell Death学会」理事長挨拶

 日本アポトーシス研究会では、2009年夏には第18回目の学術集会(年会)が開催されるに至りました。この間の学問の発展により、アポトーシスのメカニズムが明確になると同時に細胞死の様式が多様であることがわかり、ますます細胞死制御に関する基礎研究の重要性が認識されるようになりました。同時に、細胞死制御をターゲットとする医療が現実的なものとして認識されるようになり、癌、自己免疫疾患、エイズ、アルツハイマー病などの社会的に大きな問題となっている重篤な疾患に対する治療薬、治療法の開発に新たな道を拓くものと強く期待されるようになりました。
 そして、アポトーシスにとどまらず、細胞死制御研究をもっと広汎な研究者の力を結集することにより、学術研究とその応用の発展に寄与する必要性が広く認識されるようになりました。また、2008年12月より、新しい法人法が施行され、学会の法人格が取得されやすくなりました。そこで、2008年12月から2009年7月にかけて、学会設立準備会有志と新学会理事候補者らによって議論され、広範囲な細胞死制御に関連する学会を「一般社団法人」として設立することが合意され、理事会が構成され、非力ながら私が理事長に選出されました。
 日本アポトーシス研究会では、2009年8月の第18回学術集会において、評議員会の決議を経て、総会において、日本Cell Death学会へと発展的に解消することが決議されました。
 学会名を日本Cell Death学会としたのは、アポトーシスにとどまらず、広い領域での細胞死に関する研究を推進するすべての研究者にとって基盤的な役割を果たす学会となることをめざしているからです。
 「一般社団法人日本Cell Death学会」のさらなる進展に微力ながら全力を尽くす所存でおりますので、皆様の末永いご支援とご協力を宜しくお願い申し上げます。

理事長 太田成男 平成22年1月吉日

一般社団法人日本Cell Death学会理事長 太田成男
(日本医科大学大学院加齢科学系専攻 教授)


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